弥生月の声が聞こえてと思ったらば、もう彼岸に入りました。
まだ寒さを感じますが、随分と春めいてきました真壁地方です。
この時期、白い車の屋根やボンネットの上はあたかも薄黄色に塗り替えたかのように思えるほど、
花粉が付いていたりするほどです。
ご覧下さします皆さん、如何お過ごしでしょうか???
さて、今回は年明け早々にご注文頂きました低温乾燥(人工乾燥・通称KD材)の柱材のお話しです。
この人工乾燥の方法は色々ありますが、低温乾燥と中温乾燥と高温乾燥とあり人工乾燥が樹に及ぼす違いなど簡単に説明致します。
高温乾燥は庫内温度を100〜130℃くらいまで上昇させ、木材の細胞を破裂させて水分を抜く仕組みで、
また他には電子レンジのような仕組みで乾燥させるモノや燻煙などがあるようです。
これらは低温乾燥に比べると、高い乾燥効果が得られますが、内部割れや変色などあります。
また、樹の油分(ヤニ)の放出による色あせ・ツヤやパサつきなどがあります。
超大雑把な説明ですがご了承ください。




↑ 左:低温乾燥 右:高温乾燥
色合いが全然違いますね。画像ではなかなかお伝えできませんがヤニ落ちてなくツヤも全く違います。

↑檜の天然乾燥

↑杉の低温乾燥

↑杉の高温乾燥
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樹と土と漆喰で造る住まい 𠮷田材木店
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そこの情報をきちんと出さないといけないのに黙って「乾燥品です」とプロが言っているのですからおかしいです。
一本の柱で牛乳瓶3本石油を使ってエコは成立しないはずです。
返答が遅くなりました。
仰るとおりですね・・・。
そういう自分も気を付けなくては。