2019年06月24日

売らなくなったモノと白いアイツ

久しぶりの投稿になり恐縮しております。
ご覧下さいます皆さま如何お過ごしでしたでしょうか???
今年の梅雨は気温の目まぐるしく変化し体調が中々慣れなく気怠く過ごしてます、やまちょうです。

弥生に更新したっきり、はや三ヶ月が経ち水無月も下旬、この間ご覧下さいました皆さま、心より感謝致します。
有り難うございました。
更新しなくてはとおもいつつ、いつもの通り堕落をしてしまいました。


さて今回は台木に使っていました樹について少しお話しをさせて頂きます。

薬剤注入の防腐防蟻米栂土台。
18年間雨に濡れて乾きの繰り返し。

コンクリートの土間に接している部分は、ご覧の通り。
米栂が悪いって言ってる訳ではありません。
でも、国産材の芯持ち材で節だらけのモノだったら、ここまではならない。
なぜ、これを台木にしたかと云うと、ただ単に売らなくなった為に、不良在庫に・・・(笑)

pg土台2.jpg

pg土台1.jpg

なぜ売らなくなったかというと、極端に言えば住宅の土台に使うとこうなる可能性があるという事。
しかし、白いアイツらが好まない還環境を作ればこう云う事にはならない。
この道のプロとして、知っていながら売るという事は、自分のポリシーに反する。
ダメなモノはダメ。イイモノはイイ。
ただそれだけ・・・。

デザインや機能性イイ家も分かりますが、木造住宅のイロハのイは適材適所。
これをないがしろにしている人はご法度。
それを踏まえてデザインや機能性を考える、それが木造住宅のプロと思います。


pg土台3.jpg



先人が培ってきた木造建築に対する知恵と経験は粗末に出来ません。
皆さんもご存知の通りスカイツリーも現代の建築技術を用いれながら核心の部分は飛鳥時代に建てられた法隆寺五重塔の芯柱を応用して造られているようです。

建物は論より証拠。

造り手は適材適所を守り、住まい手はメンテを心がければ驚く程長持ちします。
このどれが欠けるとそうは行かない。

住宅はスクラップ&ビルドでイケないと常に感じています。
一代一軒の考え方、商売としてはダメなのかもしれない。
けれど、古民家や土蔵の修復工事に携わると、先人の知恵と技術には敬服致します。

建築意外もそうですが、修理し使い続けることによって技術の伝承になると思っています。




オマケ(笑)

白いアイツら(゜o゜;;

白いアイツ1.jpg

白いアイツ2.jpg

コイツらにとって不利な条件整っていれば、コイツらに侵食されません。
逆を云えば、コイツらの好む条件が整えば浸食されます。

樹のプロだからこそ、その条件が分かる。



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樹と土と漆喰で造る住まい  𠮷田材木店
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posted by やまちょう at 17:10| 茨城 ☔| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりの更新、お待ちいたしておりました。
おっしゃるとおり、この世界は素人になり下がりました。
やってはいけないことを、平気で商売につなげてしまう・・。
それをまた助長しているのが行政の考え方です。
彼らは紙面の上で辻褄が合えば簡単に認可してしまいます。
しかし、それに対して責任は取りません。
ぼこぼこの米松だって土台に使ってしまっても長期優良とか。
防虫加工したからと言って永久に効くわけではありません。
めちゃくちゃです。
Posted by 久保敏雄 at 2019年06月28日 08:15
久保さま。

コメント有り難うございます。
仰るとおり久しぶりの投稿になってしまいました。
お待ち頂いていたご様子、誠に有り難いことで感謝致し有り難うございます。

自己満足の世界になってきました。
例えば今時4分板の結束を外し井桁に組んで乾かす。天乾です
機械乾燥が主流の中天乾なんて・・・(笑)
求めてられないモノを作り売る。
自己満足の何物でも無いですね(笑)
Posted by やまちょう at 2019年07月03日 08:37
でも、そのことを確実に建て主さんに伝えていけば
少しづつ理解されるはずです。
絶滅危惧種までなってしまえば、逆に道が開けるかもしれません。
Posted by 久保敏雄 at 2019年07月04日 09:09
久保さま。
コメントありがとうございます。

その当たりの説明は下手ですからね〜。
自分は自己満足でもイイかと・・・。

絶滅危惧種ですか(笑)
それまで・・・。

Posted by やまちょう at 2019年07月04日 18:32
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